この記事はKogakuin Univ Advent Calendar 2021 - Adventar 10日目です。
まだ枠空いてます誰か埋めてくれ頼む
Advent Calendarのネタを探してハードディスクを漁っていたところ1年生のころに書いたなんかよさげな文章が出てきたのでほぼそのまま掲載します
なので、以下の内容は2年前のものであり現在における正確性は一切担保しかねます
はじめに
我らが工学院大学にはRHEL 7で動いているurbanなるサーバーがある。
こいつにはIntelのCコンパイラが入っていたりphpやPythonによるCGIのサイトを動かせたりと有用なこともあったりする。
が、標準のshellが何故かcshだったりる。
ぼくはzsh派なので、大学の鯖でzshを叩くと
zsh: Command not found.
!?
試しにシェルの一覧を見ることにした
$ chsh -l
/bin/sh
/bin/bash
/sbin/nologin
/usr/bin/sh
/usr/bin/bash
/usr/sbin/nologin
/bin/tcsh
/bin/csh
/usr/local/bin/tcsh
うん、ない…
管理者ではないのでyumも使えない…と途方に暮れていたところ
「ん?自前makeすればいんでね?」
と、ひらめいたのでやってみた
手順
まず、ここ( https://github.com/zsh-users/zsh )からソースを拾ってくる
git clone https://github.com/zsh-users/zsh.git
ソースの直下にcdして
./Util/preconfig
./configure --prefix=~/.local --enable-multibyte
make
make install
とすれば愛しのzsh君が~/.local/binに登場する。やったぜ
…といきたかったがこのままではログインする度に1回はcshの顔を拝まなくてはならない
流石に毎回zsh叩くのは面倒かったのでちょっと細工をすることにした
~/.cshrcを編集して
set is_scp=`pgrep -af "sshd: 学籍番号@notty"`
if(${%is_scp} == 0) then
exec ./.local/bin/zsh
endif
を追記した
途中の変な分岐はそのままexecだけ書いたらscpが動かなくなったので、対策のために書いた
ログインし直すと無事zsh起動した
Yeahhhhhhhhh!!!!!!
最後に
標準がbashならともかくcshとかいうクソマイナーシェルなのがよくわからなかったです。
ところで情報科学研究教育センターさんそろそろPython3入れませんか?